禁煙効果のあるチャンピックスは病院で処方

タバコを吸うことは体にとって悪い影響があることが、世界中の調べによって明らかになっています。
日本でも禁煙外来などの専門治療が受けられる病院が増えており、禁煙補助剤としてチャンピックスの処方が行われています。
従来までは、ニコチン製剤であるニコチンガムやパッチが用いられることが多かったですが、現在の病院ではチャンピックスの処方が禁煙治療の主流となっています。
タバコを止めることができない一番の原因は、タバコに含まれているニコチンの影響であると言われています。
タバコを吸うことでニコチンを摂取すると、人間の脳内にあるニコチン受容体に作用して、それによって神経伝達物質の一種であるドーパミンが放出されます。
ドーパミンは快楽物質とも呼ばれているもので、放出されることで幸福感が得られることになりますので、その影響によってタバコを止めることが難しくなります。
禁煙補助剤であるチャンピックスには、ニコチンの代わりにニコチン受容体と結合する作用があることから、タバコを吸ったときと比較して微量のドーパミンを放出させることができます。
一定量のドーパミンの放出を促すことから、チャンピックスを服用することで禁煙による強い離脱症状を軽減できる効果があります。
禁煙するためにニコチン受容体を阻害してしまうと離脱症状が現れてしまいますので、チャンピックスの服用で離脱症状や切望感をやわらげながら治療することになります。
タバコを吸った場合であっても、チャンピックスに含まれている成分がニコチン受容体を刺激している状態が継続されていますので、喫煙をしても十分な満足感が得られなくなり、禁煙につなげることができます。
チャンピックスの服用による禁煙達成率は、85%ほどと言われていますので、高い確率でタバコを止めることが期待できます。